熱処理により発生した熱処理歪みを除去した後、金属の光沢を発生させ、板厚を調整する工程です。
熱処理により発生した熱処理歪みを除去した後、金属の光沢を発生させ、板厚を調整する工程です。
刃物の命である、刃先の鋭さを生み出す工程です
当社の検査項目は以上の様に多岐に渡ります。
その中でも、刃先検査と切れ味検査について説明します。
刃先検査は、肉眼では見えない刃先の鋭さを顕微鏡で確認する検査です。刃先の鋭さ、刃先の割れ・欠けの有無の確認を行っています。刃付け加工中にも同様の作業を行いますが、出荷前の最終チェックとして再度実施します。
切れ味検査は、本多式切れ味試験機を使用しています。
本多式切れ味試験機は、大正時代に本多光太郎博士(東北大学金属材料研究所)により発明された物です。検査方法は、400枚の紙束を刃先に押し当て、20mm動かして、切れた紙の枚数を評価するものです。
この検査を複数回実施することで、初期切れ味・耐久性の確認を必要に応じて実施します。